2022年02月18日 — このたび、GICは日本オフィス設立30周年を迎え、専門的な製造業、テクノロジー、インフラストラクチャー、不動産などの分野でパートナーシップを強化することを表明しました。

GICは1988年に東京オフィスを開設する以前より、数年にわたって日本の株式や債券への投資を行ってきました。その後、投資対象は1990年代に不動産やプライベートエクイティへと広げられ、近年ではインフラストラクチャーの投資を行うまでに発展しています。

最高経営責任者のリム・チョウ・キャット氏は、「GICは、他の外国人投資家たちよりもはるかに早い時期から現地でのプレゼンスを確立してきました。これにより、GICは貴重な市場知識を得られただけでなく、日本の政策立案者、投資先企業、ファンドマネージャー、金融機関との長期的な関係性を構築することができました。これらのことは、GICが過去30年間、日本市場であゆみを進める上で力になってきました。」と語っています。

また、リム氏は次のようにも述べています。

「私たちは日本を好意的に評価しています。日本は大規模で近代的な経済国家であるだけでなく、さまざまな産業、特に精密工学、化学、電子工学、ロボット工学などの専門分野におけるリーディングカンパニーが数多くあります。また、アベノミクスの第三の矢は、企業の資本効率の向上や、観光業などの分野の拡大に貢献しており、明るい見通しも生まれています。私たちはより多くの投資機会を見出しており、当社の資本がパートナー企業の事業価値を高めることに役立つようなソリューションに、互いに協力して取り組んでいます。」

また、2018年2月6日には、GICは60名以上に及ぶ政策担当者やビジネスリーダーが参加するディスカッションフォーラムを開催しました。このイベントでは、日本のマクロ経済状況やコーポレート・ガバナンスなどのトピックについて議論が交わされました。