2014年10月21日 — シンガポールの政府系ファンドであるGICは、同社の関連企業を通じて「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」のオフィス階をセキュアード・キャピタルから取得しました。

2001年に竣工したパシフィックセンチュリープレイス丸の内(以下、本施設)は32階建てのランドマーク的な複合施設であり、総床面積は81,692平方メートルに渡ります。オフィス部分は8~31階で構成されており、賃貸可能面積は38,840平方メートルです。また、本施設はCASBEE(建築環境総合性能評価システム)の最高ランクであるS評価を獲得しており、最先端のサステナビリティ機能を備えていることが証明されています。

本施設は、オフィスフロアのほか、フォーシーズンズホテル東京や、さまざまな小売店、飲食店などで構成されています。都内ビジネス街の一等地である丸の内に立地し、隣接する東京駅と地下通路で直結しているという立地条件の良さから、本施設には国内外のトップ企業をはじめとする多様な優良テナントが入居しています。

GICリアルエステートのアジア共同代表であるリー・コック・サン氏は次のように述べています。

「長期的なバリュー投資家として、GICは本施設が安定した収益と長期的な資本増価の可能性を兼ね備えた物件であると考えています。この物件の魅力は、一等地にあること、優れた建築品質、そして優良な入居テナントです。今回の投資は日本、とりわけ東京オフィス市場に対する長期的な自信を示すものであります。」