2017年10月20日 — シンガポールの政府系ファンドであるGICと、ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:竹内一弘、以下JRE)は本日、GICの関連会社が、JREの親会社であるGSリニューアブル・ホールディングス合同会社のコーポレートパートナーとして参画することを発表しました。GICにとって今回の投資は、日本のインフラ・再生可能エネルギー分野における初の投資となります。
JREは2012年8月に設立され、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電など、日本全国にある再生可能エネルギー発電所の開発・建設・運営を行なっています。同社は現在34の発電所を運営しており、その総発電容量は約210MWに上ります。加えて、新たに建設中の発電所における総発電容量は約170MWに相当します。
JREのCEOである竹内一弘氏は、「当社は、世界的に有名な政府系ファンドであるGICを心から歓迎します。GICの投資は、日本の再生可能エネルギー市場とJREの成長戦略のポテンシャルを証明するものと考えています。これを機に、当社は事業の拡大を加速させるとともに、この業界のリーダーとなることを目指します。」と述べています。
また、GICのインフラストラクチャー担当CIOであるアン・エン・セン氏は次のコメントを述べています。
「JREは、経験豊富な経営陣を擁しており、日本の再生可能エネルギー分野において多角的な独立系発電事業者としてトップクラスの地位を確立しています。こうした企業の投資家となることができ、我々としても大変嬉しく思います。当社のパートナーであるゴールドマン・サックスと共に、安定した持続可能なリターンを生み出せるよう、同社の成長計画を支援できることに喜びを感じております。」